仕事内容や働き方を知りたい...。
というあなたの疑問に答えます。
副業やフリーランスの選択肢として人気のWebライター。
PC1台で始められるし、文章を書く仕事なのでハードルが低そうです。
しかし、実際のところ、Webライターって本当に副業としてオススメなのでしょうか。
ということで今回は、
- Webライターの仕事内容
- Webライターの年収
- Webライターの始め方
などを徹底解説していきます!
Webライターとは?
Webライターとは、ネット上の記事を書く仕事のこと。
ググるとたくさん記事が出てきますよね?
そのほとんどはWebライターが書いているものです。
Webに記事を載せたい企業と契約し、Webライターが代わりに文章を書きます。
最大の特徴は、誰でもすぐに始められること。「やってみたい!」と思えば未経験からでも始められますよ!
「初期投資にお金がかかるんでしょ?」「才能がないとムリだよ・・・」と思っている人は多いでしょう。
実をいうと、Webライターを始めるときに必要なのはこれだけ。
- パソコン
- ネット環境
- 基本的な日本語スキル(日本育ちなら大丈夫!)
上記3点があれば、誰でもWebライターになれます!
特別な道具やスキル不要で簡単に始められるのがWebライターのメリットです。
Webライターの仕事内容とは?
「どうやって記事を書けばいい?」という疑問を持っている人は少なくないはず。
「記事を書く仕事」と言われても、どのように進めれば良いか分かりませんよね。
この章では、Webライターの仕事内容について解説していきます!
概要をまとめると以下の通りです。
- 基本はWeb記事を書く仕事!
- 文章を書くのと同時にリサーチが大切
- SEOやWebライティングの知識は必要不可欠
- 専門知識があると重宝される
Webライターはどうやって記事を書いているのか、詳しく紹介していきます!
基本はWeb記事を書く仕事!
Webライターの基本的な仕事はWeb記事を書くことです。
契約した企業から依頼された内容に沿って執筆を進めていきます。
例えば、Webライターに依頼される仕事内容には以下のものがあります。
仕事内容 | 詳細 |
執筆 | 依頼された内容の記事を書く |
構成 | 記事の土台をつくる |
リライト | 記事を分かりやすく修正する |
上記のどれか1つを依頼される場合もあれば、すべてを任されることもあります。
他にも記事のチェック・記事デザインなどを行う場合もありますが、基本的には「記事を書く」仕事だと思ってください。
文章を書くのと同時にリサーチが大切
リサーチとは、文章を書くときに調べものをする作業のことです。
Webライターの仕事は、文章を書くと同時にリサーチも重要。
というのも、記事のジャンルについて知識がないと執筆が進まないから。
例えば、あなたが保険の記事を書くときに、「保険ってどんな種類があるの?」程度の知識では執筆できませんよね?
Webライターの記事作成は、「リサーチ→執筆」の順で進みます。
リサーチが不十分だと記事のクオリティが落ちるため、ライティングの時間よりリサーチの時間が長くなるのも珍しくありません。
SEOやWebライティングの知識は必要不可欠
SEOとは、簡単に説明すると「ググったときに、記事が1番上に表示されるようにする」ための対策のこと。
Webライターは、普通のライターと違いSEOの知識も学ぶ必要があります。
なぜなら、企業がWebライターに求めているのはSEOスキルだからです。
例えば、企業が投稿した記事がGoogle検索で1番上になると、以下の効果が表れます。
- 多くの人に記事が見てもらいやすくなる
- 企業の認知度が上がる
- Webで販売している商品が売れる
Webライターの仕事は、企業の売上アップに貢献するのが大きな役割です。
つまり、WebライターにとってSEOの知識は必須だといえますね。
また、Webライティングの知識も必要不可欠です。具体的には以下のとおり。
- 箇条書きを積極的に使う
- 大見出しと中見出しを分ける
Webライティングには上記のような独特のテクニックがあり、知識を深めることでSEO対策にも繋がります。
専門知識があると重宝される
専門知識があるWebライターは重宝されます。
なぜかというと、他の人では書けないような深みのある記事ができるからです。
例えば、金融に関する記事では以下の職業の人が優遇されます。
- 銀行員
- 証券会社の社員
- ファイナンシャルプランナー(FP)
上記の職業の人は、他では得られないような金融の経験・知識をもっています。
つまり、一般の人では書けない専門的な記事執筆ができるのです。
専門知識を上手くアピールできれば報酬アップにも繋がりますよ!
また、html(Webページを作るための方法)などの知識があればライティングと合わせた仕事も以来されます。
仕事の幅を広げることで単価交渉のネタにもなりますよ。
Webライターの年収は?
「結局、Webライターって儲かるの?」と思っている人は多いでしょう。
結論、スキルが上がれば大きく稼げます。
というのも、Webライターは収入に上限がないため、実力次第で高単価をゲットできるからです。
分かりやすくするために、会社員との比較をあげてみます。
職業 | 収入 |
会社員 | スキルが上がっても収入は固定 |
Webライター | スキルが上がるほど単価アップ |
企業に勤めている会社員の場合、スキルが上がっても収入はさほど変わりません。
しかし、Webライターは「自営業」になるため、収入の上限はありません。
実力次第で大きく収入を伸ばせますよ。
Webライターの具体的な年収について、以下で詳しく見ていきましょう。
企業で働くと上限は決まっている
一般的な企業に就職すると、どんなにがんばっても年収の上限は決まっています。
会社勤めの場合は固定給であり、一定時間働いた対価として決まった賃金が支給されるからです。
企業で働くと上限は500~600万円程度が相場であり、会社によっては年収300万円程度になることも。
安定して収入が得られるメリットはあるものの、「たくさんお金を稼ぎたい!」という人にとっては、あまり良い環境ではないかもしれません。
フリーランスは年収300~500万円程度
一方、フリーランスの年収は300〜500万円程度です。
このことは、「フリーランス白書2020」にも明記されています。
フリーランスWebライターの場合、文字単価や記事ごとで報酬が決まります。
文字単価ごとの大まかな収入を例にあげてみます。
文字単価 | 月の執筆記事 | 月の収入 |
1文字1円 | 1万文字×10記事 | 10万円 |
1文字2円 | 1万文字×10記事 | 20万円 |
1文字3円 | 1万文字×10記事 | 30万円 |
1文字1円だとした場合、1万文字の記事を10記事書くと月の収入が10万円。
文字単価が3円に上がると月30万円の収入になります。
文字単価5円以上の案件もあるため、執筆スキルが上がれば月50万円以上の売り上げも可能です。
上記のように、Webライターは単価によって収入が大きく変わるため、実力次第で会社員の給料を上回ることは可能です。
ただし、執筆スキルを上げる・実績を増やすなど単価を上げる努力は必要になってきます。
ディレクターを目指せば年収1,000万円超えも可能
ディレクターとは、制作現場のすべてを管理する進行役のこと。
ディレクターを目指せば年収1,000万円超えも可能です。
ちなみに、Web記事作成に関わる主な職種は以下の通りです。
職種 | 仕事内容 |
Webディレクター | 全体を取りまとめる |
Webプロデューサー | 具体的なWebページの構成を考える |
Webライター | 記事の構成・執筆を担当 |
Webデザイナー | Webページのデザインを担当 |
Webプログラマー | コンテンツ制作を担当 |
所属するメディアによって仕事の範囲は異なり、ライター業務やデザイン制作などをディレクター1人で担当することもあります。
また、記事で収益を伸ばしていく取り組みも担っており、ディレクターはまさに「なんでも屋」といったところでしょうか。
WebライターからWebディレクターに転身する人は意外に多いため、キャリアアップとして検討してみるのもアリですね。
Webライターになる方法
「Webライターになるには何をしたらいい?」と疑問に思っている人もいるのでは?
いざWebライターになろうと思っても、何から始めたら良いか分かりませんよね。
Webライターになる方法をサクッとまとめると以下の通りです。
- まずは基本を勉強
- 小さな仕事を獲ってみる
- 実績を積んで単価を上げる
以下で詳しく見ていきましょう。
①まずは基本を勉強
Webライターになるために、まずは基礎知識を勉強しましょう。
Webライティングは作文や小説とは書き方が異なるため、勉強せずにスタートすると失敗します。
主な勉強方法は以下のとおりです。
- 本を読む
- ライティング講座を受ける
Webライティングに関する本を読むと、基礎知識が身につきます。
おすすめは「沈黙のWebライティング」。
マンガ構成になっており、分かりやすくWebライティングのノウハウが学べます。
ライティング講座を受けてみるのもアリでしょう。
10~20万円くらいの費用がかかりますが、ライターとして稼げるようになることを考えると費用対効果は高いといえます。
②小さな仕事を獲ってみる
基礎勉強が終わったら、クラウドソーシングサイト(仕事募集のサイト)で小さな仕事を獲ってみましょう。
おすすめは以下の2つです。
最初のうちは実績がないため、文字単価1円以上の案件は難しいでしょう。
まずは低単価案件で実績を積むことが必要です。
ただし、あまりに低単価の案件はモチベーションの維持が難しいため注意が必要。
低くても1文字0.5円以上の案件を狙っていきましょう。
③実績を積んで単価を上げる
実績を積んで経験やスキルが身につけば、単価の高い仕事を獲りやすくなります。
自分の実績を見せることで、クライアント(仕事相手)に信頼してもらえるからです。
Webライターの価値は「良い記事が書ける」かどうかで決まります。
クライアントに質の高い実績を見せることで、高単価案件でも通りやすくなるでしょう。
文字単価を2.0円、3.0円と上げていけば月収20万円や30万円も可能になり、専業で食べていくことも十分可能ですよ!
Webライター以外の仕事もおすすめ!
ここまでWebライターの仕事内容や年収などを紹介してきました。
ちなみに、フリーランスや副業に憧れているなら、Webライター以外の仕事もオススメです。
例えば、Webライターと同じようにWeb記事を書くブロガーという仕事。
ブログ運営には、Webライターと違って以下のメリットがあります。
ブログのメリット
- 不労所得になる
- 好きなことを発信して稼げる
- 月収100万円超えも狙える
Webライターよりも夢のある仕事なので、選択肢の1つとして検討してみてください。
ブログについて詳しくは以下の記事で解説しています。
また、Webライターのようにパソコン1台で稼げる仕事もたくさんあります。
以下の記事で詳しく解説中です。
今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!