沖縄で飲食経営やブログ運営などをしている20代社長です!
今回は、
- 沖縄で起業・新規事業をしたい!
- 使える助成金ってあるの?
と悩んでいるあなたのための記事です!
起業や創業時に、もっとも悩むものといえば「お金」ですよね。
お金がなければ、ビジネスってスタートできません。
このお金に関する悩みは、経営者あるあるだと思います。
できれば自分の貯金だけ使いたいところですが、店舗や機材が必要となると、なかなか多額のお金は用意できないもの。
そこで思いつくのが行政から出ている「助成金・補助金」ですよね。
助成金があれば、きっと起業で必要なお金も工面できるはず!!
でも、沖縄県で起業・創業するときに、あなたが使える助成金はあるのでしょうか。
ということで本記事では、
沖縄で使える起業助成金
について徹底紹介していきます!
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そもそも助成金とは?補助金との違いにもついて
助成金とは、簡単にいうと「国や地方公共団体からもらえる返済不要のお金のこと」です。
起業をするとき、多くの場合は「融資」という形でお金を借ります。
しかし、融資であれば期限内に借りた額を返さなければなりません。
借りた額を返さなければならないので、事業が失敗すれば、借金を背負うことになります。
一方で、助成金は返済不要のお金です。
返済不要なので、融資と比べても受け取るプレッシャーが少ないといえます。
もちろん、助成金を受け取るためには一定の条件を満たす必要があるので、簡単にもらえるわけではありません。
ちなみに、助成金と同じように使われる言葉に「補助金」がありますが、助成金とほぼ同じ意味です。
助成金、補助金と聞いたときは「返済不要のお金のことなんだな」という認識でいましょう。
使えるものは積極的に使っておきたい
助成金や補助金は原則"返済不要"です。
そのため、使える場合は積極的に使っておきたいものです。
起業というのは、思っている以上にお金がかかります。
自分の貯金を切り崩してリスクを上げるよりも、国や公共団体の力を借りて、使えるものは有効活用するべきです。
ちょっとでも使えそうなものがあれば、とりあえず問い合わせや相談をしてみましょう。
融資と比べるとその数は少ない
助成金は、返済不要というその特性上、融資と比べると提供数は非常に少ないです。
国や公共団体としても、返済不要のお金をあげるわけですから、そんなポンポンと提供できないですよね。
なので助成金は、そもそも使える制度が少なかったり、条件が厳しかったりします。
そのため、助成金を使いたいときは、自分で積極的に情報を取りに行く姿勢が大切です。
沖縄で使える起業助成金一覧!
それではさっそく、沖縄で使える起業助成金をチェックしておきましょう。
起業助成金を使えば、リスクを最小限におさえたうえで、事業を始められます。
融資と違って原則"返済不要"なので、使えるのであれば積極的に申請しておきたいものです。
ここでは、沖縄で使える主な起業助成金を5つ紹介します。
起業助成金は、時期や地域によって条件や補助内容が変わります。
より詳しく知りたい場合は、該当団体へ問い合わせるようにしましょう!
創業・第二創業補助金
「創業・第二創業補助金」とは、新たに創業する者や第二創業を行う者に対して、その創業等に要する経費の一部を助成してくれる補助金のことです。
女性や若者の地域での起業は最大200万円の補助、家業を活かす第二創業では最大500万円が補助されます。
活用次第では、自分のお金をほとんど使わずに起業できるでしょう。
参考:地域で起業したいみなさま-中小企業庁
参考:「創業・第二創業促進補助金」
小規模事業者持続化補助金
「小規模事業者持続化補助金」は、経営計画に従って実施する「販路開拓」等の取り組みに対して、最大100万円の補助金(補助率2/3)が出る制度です。
定期的に応募があり、申請書類一式を送付することで申請できます。
計画作成や、販路開拓に関して、商工会議所の指導や助言を受けられるのもメリットのひとつです。
地域雇用開発助成金
「地域雇用開発助成金」は、沖縄県内において、事業所の設置・整備に伴い、沖縄県内に居住する35歳未満の若年求職者を雇い入れる事業主に助成されます。
1人社長の場合は使えませんが、飲食店やサロンなど、スタッフを雇う必要がある場合は、ぜひ検討しておきたい助成金です。
沖縄助成金対象者1人につき、年間120万円(各算定期間1人につき60万円)を上限に必要経費が補助されます。
参考:厚生労働省「地域雇用開発助成金(沖縄若年者雇用促進コース)」
ものづくり補助金
「ものづくり補助金」は、中小企業や小規模事業者に向けた補助金です。
革新的なサービス開発、試作品の開発、設備投資などにかかるお金を支援してくれます。
他の助成金と比べても、受け取れる額が大きいので、とりあえず狙ってみるのはおすすめです。
事業再構築補助金
予算総額1兆円という大規模な補助金が「事業再構築補助金」です。
条件や補助内容は、ものづくり補助金と似ています。
予算が大きい分、獲得できるチャンスも高い補助金です。
住んでいる市町村限定の助成金もある!
ここまで沖縄で使える起業助成金を紹介してきました。
上記の助成金は、沖縄の起業家に向けたものですが、実は市町村限定の助成金も多く存在するんです。
例えば、下記のような助成金があります。
各市町村の起業助成金
このように、市町村が用意している補助金もあるんですね。
あなたの地域でも、調べてみればなにか使える助成金があるかもしれません。
あなたに合った沖縄の起業助成金を知る方法
ここまで沖縄の主な起業助成金を紹介してきましたが、もっと効率的な助成金の調べ方があります。
それが、
- 行政・公共団体のサイトを見る
- 地元の商工会や役場に相談
の2つです。
助成金や補助金の制度は随時更新されるので、一次情報である公式ホームページをチェックするのが最もおすすめです。
また、個人的に特におすすめしたいのが、直接、地元の商工会や役場に相談にいくこと。
特に商工会という組織は、積極的に起業家・創業家のサポートをしてくれます。
助成金や補助金について相談すれば、親身になっていろいろと教えてくれるでしょう。
「那覇 商工会」や「うるま市 商工会」など、あなたの地域+商工会で検索をかければ、問い合わせ先が出てくるはずです。
最初から商工会議所に行く勇気がない方は、まずは電話で補助金や助成金について聞いてみてはいかがでしょうか。
起業なら融資を受けるのもおすすめ!
ここまで沖縄の起業助成金について紹介してきました。
しかし、助成金は額の上限が決まっていたり、条件が厳しかったりすることがあります。
起業するなら誰でも受け取れる、というわけではないんですね。
中には、助成金の見込みがまったくない方もいるかもしれません。
そのときにおすすめなのが、融資を受けることです。
融資は、助成金と違って返済義務があるお金ですが、助成金よりも獲得しやすいのがメリットです。
他にも、
- 金利が低く返済猶予期間が長い
- 起業時は審査が通りやすい
といったメリットもあります。
実際に調べてみると、あなたが思っているほどハードルが高くない選択肢だと分かるでしょう。
何を隠そう、ぼくテツヤも起業時には銀行と金融公庫の2つから融資を受けています。
現役社長・テツヤの体験談
ぼくテツヤも起業時に、銀行と金融公庫の2つから融資を受けました。
しかも、その額300万円!
額を聞くとビックリするかもしれませんが、経営者の中では比較的少ないほうです。
ぼくの知り合いの経営者は、起業時に3,000万円ほど借りたらしいです。
融資と聞くと「返済が大変そう」と思うかもしれませんが、そこまで大変とはいえません。
というのも、創業時の融資って返済期間が7~10年程度あるんです。
つまり、300万円借りれば、1年で返済する額は30万円程度。
1ヵ月あたり2~3万円の返済額でいいわけです。
となれば、事業が仮に失敗しても、バイトしながら返せる額になるわけですね。
もちろん、融資を受けるときは、計画を綿密に練った最善のビジネスを前提に申請します。
だから、融資=ギャンブルというわけでもないんですね。
「これなら成功する」と自信を持ったうえでお金を借りるので、多くの人はそのまま成功していきます。
なので、世間のイメージと違って、借金で人生詰む人なんてのはすごく珍しいんです。
沖縄の起業で使えるおすすめ融資
実は、起業や創業時って、融資の審査が比較的降りやすいといわれています。
そのため、融資を受けたいのであれば、起業時がチャンスともいえるでしょう。
ぼくが融資を受ける際に使った制度は2つです。
1つ目の沖縄県「創業者・事業承継支援資金」は、沖縄県が行っている創業融資です。
琉球銀行や沖縄銀行など、銀行を通して申請を行います。
2つ目の沖縄振興開発金融公庫が行っている貸付も、創業者におすすめの融資制度です。
事業計画を立て、決められた書類を出し、簡単な面接をして審査に通れば何千万単位のお金も借りれます。
こういった融資制度も、分からないときは商工会への相談がおすすめです。
地域の商工会議所に問い合わせて、詳しい話を聞いてみましょう。
沖縄での起業は助成金を積極的に使おう!融資の検討もおすすめ!
本記事のまとめです。
沖縄でも、起業に使える助成金は多くあります。
主なものは、
- 創業・第二創業補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 地域雇用開発助成金
- ものづくり補助金
- 事業再構築補助金
など。
また、市町村だけで提供されている助成金もあるので、地域の商工会や役場にいって相談するのもおすすめです。
とはいっても助成金は、受けられる人が限定されています。
なので個人的には融資を受けるのもおすすめ。
銀行や金融公庫から融資を受けて、事業をスタートしてみてはいかがでしょうか。
また、とにかく分からないことがあれば、地域の商工会へ相談にいきましょう。
商工会は、起業家や創業者を積極的にサポートしてくれる機関です。
あなたの悩みにも親身に相談にのってくれるでしょう。
そしてそして!
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今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!