
元・会社員で現在は飲食経営やブログ運営など、好きを仕事にしています!
今回は、
- 会社を辞める前にしておくことって?
- 失敗せずに会社を退職したい!
と悩んでいるあなたのための記事です。

会社を辞めるときって不安が大きいですよね。
特に、退職の手続きやそのあとの申請などは、何をすればいいか分からないもの。
知らなかったことでお金を損したり今後の生活がより不安になったりします。
ということで、今回は
会社を辞める前にしておくこと!
を徹底的に解説していきますね!
元・会社員であるテツヤの実体験も踏まえているのでぜひ読んでみてください!
もくじ
会社を辞めるまでの手順
まずは、会社を辞めるまでの手順を大まかに把握しておきましょう。
退職はハードルの高いイベントかもしれません。
しかし、手順をしっかり確認しておくことで、焦らずにやることを進めていけます。
1.タイミングを見計らって相談
まずは、タイミングを見計らって退職の相談をしましょう。
相談もなく退職をしてしまうと、会社に迷惑をかける恐れがあります。
できるかぎり直属の上司に相談し、退職したい旨を伝えることが大切です。
上司に相談することで、
- 具体的に辞めるタイミング
- 業務の引継ぎ
などの手続きついて確認できます。
法的には2週間前、実務では1ヵ月前までの相談が無難
法律上では、退職の告知は2週間前に行う必要があるとされています。
そのため、どれだけ遅くても会社を辞める2週間前には相談しておくようにしましょう。
また、法律上では2週間前ですが、実務の点で考えると1ヵ月前には相談しておくほうが安心です。
できるだけ早めに相談しておくことで、引継ぎや手続きを余裕を持って済ませられます。
会社側としても退職者の穴埋めや人員の補填に準備を割く必要があるので、早めの相談が好まれるでしょう。
2.退職の意思を伝え退職願を届ける
会社を辞める旨を相談し、退職の意思を伝えましょう。
その際、退職届・退職願を用意しておくと安心です。
口頭と書面両方で伝えることで、誤解を招くことなく会社側に退職の旨を伝えられます。
念のため、退職届をいつ提出したのかを証明するためにコピーも用意しておきましょう。
会社を辞める前にしておくこと【手続き編】
ここからは、会社を辞める前にしておくことを
- 手続き編
- マナー編
- これから編
の3つの項目に分けて説明していきます。
まずは「手続き編」として、会社を辞める前にしておく主な手続きを確認しておきましょう。
社内での退職手続き
まず確認しておきたいのが、社内での退職手続きです。
人事担当者にも退職の旨を伝え、雇用保険の手続きをしてもらいます。
- 源泉徴収票の発行
- 有給休暇の消化手続き
も終わらせておきましょう。
また、失業保険の申請をするために、
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
は前もっての発行が大切です。
他にも、業務の引継ぎなどで準備が必要になることがあります。
会社からの指示に従いつつ、1つずつこなしていきましょう。
健康保険の切り替え
健康保険は、通常、勤めている会社の健康保険に加入しています。
そのため、会社を辞めるのであれば健康保険の切り替えをしなければなりません。
仕事を辞めてフリーランスになるのであれば、基本的に国民健康保険に加入することになります。
もし次の転職の会社が決まっているのであれば、次の会社の健康保険への加入手続きが必要です。
ちなみに退職後2年間までは「任意継続被保険者制度」という制度を活用し、これまでと同じ健康保険の利用も可能です。
その際は退職後20日以内に申請する必要があるので注意しましょう。
年金保険の切り替え
会社に勤めていると、その会社で社会保険の厚生年金が適応されます。
しかし、会社を辞めれば、その厚生年金は適応されません。
そのため、年金保険の切り替えも進めていかなければなりません。
手続きをしなければ、そのまま国民年金へと切り替わります。
もし次の転職先がある場合は、国民年金に切り替えずに、その会社の厚生年金が適応される手続きをしておきましょう。
失業保険の確認
自己都合の退職であっても、場合によっては失業保険がもらえることがあります。
会社を辞めて職を探しているときは最大3か月間、失業保険としてお金がもらえるので、利用しておいて損はありません。
しかし、失業保険の申請をしてから振り込みがされるまでに時間がかかることもあるので注意が必要です。
辞めたあとにスムーズに失業保険がもらえるように、事前に手続きの確認や必要な書類の準備をしておきましょう。
会社を辞める前にしておくこと【マナー編】
次に紹介するのは、会社を辞める前にしておくことマナー編です。
円満退社をするためには、マナーにも気を付けなければなりません。
気持ちよく会社を辞めるためにも最低限のマナーをチェックしておきましょう。
できるだけ早めに退職の相談をする
法的には2週間前までに退職の旨を伝えればOKというのは先ほど書きました。
しかし、マナー的に考えると、2~3ヵ月前には退職の相談をしておくほうが無難でしょう。
会社側としても人員補填や業務引き継ぎの準備が必要なので、早めの相談は悪い印象を与えずに済みます。
お礼を述べる
会社を辞める意思を伝えるとき、理由はなんであれ、これまでのお礼を述べるのがマナーです。
不満がたまっていたとしても、ストレートに気持ちを伝えると、円満退社は難しくなります。
「これまでお世話になりました」という気持ちが会社に伝わるようにしましょう。
また、接触できる人たちにはできるだけ挨拶するようにしましょう。
いつも関わっている人だけではなく、
- 経営陣
- 取引先
など、タイミングがあれば挨拶をしておくほうが無難です。
挨拶品を配る
退職時に挨拶品を配っておけば、より良い印象を与えたまま会社を辞められます。
お世話になった人に挨拶するついでに箱詰めのお菓子などを配ってみてはいかがでしょうか。
そこまでお金もかからず、印象もアップしながら退職の旨を伝えられるのがメリットです。
会社を辞める前にしておくこと【これから編】
会社を辞めたあとのことを考えるのは非常に重要です。
マナーと手続きについて把握したあとは、これからについても考えていきましょう。
これからの計画を立てる
やはり大切なのが、これからの計画を立てることです。
同じ業界に転職するのか、まったく違うことを始めるのか。
また会社員になるのか、フリーランスとして独立するのか...。
さらに3年後、5年後、10年後の自分の未来を考えることも大切です。
- 自分の本当にやりたいこと
- どうやってお金を稼いでいくのか
- どういう生活にしていきたいのか
などを改めて考えていくことで、退職後の行動力は変わります。
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これからの未来に悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
貯金・生活費の確認
会社を辞めるのであれば、貯金や生活費の確認は忘れないようにしましょう。
もし、次の仕事が決まっていないのであれば、半年分以上の貯金をしておくと安心です。
お金の余裕は心の余裕です。
ある程度お金に余裕があれば、仕事を辞めてもしばらくは自分のやりたいことができるでしょう。
クレジットカードを作っておく
意外と忘れがちなのが、クレジットカードの作成です。
支払いが便利になるクレジットカードですが、クレジットカードの作成には審査があります。
その審査で最も見られるのが、所属している会社や申請者の収入。
つまり、無職だったり収入が不安定だったりする人は、クレジットカードの審査は厳しくなるのです。
ということは、会社を辞めたあとにクレジットカードを申請するよりも、今のうちにクレジットカードを申請しておくほうが安心。
会社に所属していて収入も安定している今のうちに、クレジットカードは作っておきましょう。
今のうちに作っておけば、いざ必要になったときも安心です。
これから会社を辞める人、辞めたい人へ
最後に、これから会社を辞める人、辞めたい人へ軽く宣伝です。
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会社員→フリーランス→経営者と経験してきたぼくテツヤが、
- 仕事の悩み
- お金の悩み
- 好きなことで生きていく方法
などの解決策について分かりやすく解説しています。
これからの生き方や仕事で悩んでいる方は、ぜひ本ブログの記事を読んでみてください。
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まとめ:会社を辞める前にしておくことはしっかり確認を!
今回のまとめです。
会社を辞める前には、
- 退職の手続き
- 挨拶などのマナー
- これからの計画
などを忘れないようにしましょう。
「しておくこと」をリスト化し、1つずつこなしていくことが大切です。
会社を辞めるのは勇気がいることですが、自分の心に従えば、あなたの人生はさらに良い方向へ進んでいきます。
自分の直感を大切にして、ぜひこれからの人生を豊かにしていってくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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